大型トラックのタイヤを浮かせるリフトアクスル機能!運転に影響ないの?その仕組みやメリットを解説

最近、見かけるタイヤが浮いている車両。
なぜ浮いてるの?どんな意味があるの?

こちのこ

それはリフトアクスルという機能でタイヤを浮かせているよ!
さまざまなメリットがあります。

目次

なぜ浮いているのか?その仕組み

リフトアクスルという機能で、トレーラー(運転席と荷台部分が切り離す事のできる車両)が荷物を積んでいない場合や積み荷が軽いときに

溜めてある空気の力を使って自動でタイヤを浮かせています。
手動でタイヤの上げ下げを行うこともできます。

ちなみにアクスルとは車軸の事で、リフト(持ち上げる)アクスル(車軸)でリフトアスクルということを始めて知りました…。

メリット

一番のメリットは高速料金が安くなるという点。

トレーラーの高速料金は大型車と特大車の2つに区分されます。

タイヤを浮かせることにより、特大車→大型車となり40%も安い料金で走る事ができるのです。


例えば片道1万円かかる場合にタイヤを浮かせる事により6千円となり4千円も節約。

走るだけで節約できるので、長距離を走るトラックにはありがたい機能です。

そのほかにも、タイヤの摩耗が抑えられる。

大型車両の後輪は大抵が片側2本で1組。

それが左右にあるので1軸には計4本あります。2軸だと計8本。3軸だと計12本。

3軸の車両がリフトアクスル機能で1軸になると、12本→4本となり。

8本分ものタイヤの摩耗を抑える事ができます。

タイヤの摩耗が抑えられるということはそれだけ抵抗が減るので、道路を傷めない、騒音の軽減、燃費も向上します。

これらのメリットがあるので、導入する会社が多いのも納得ですね。

運転への影響は?

タイヤを上げることによる運転への影響ですが

リフトアクスルにより接地させるタイヤの場所を
変える事ができるので

接地するタイヤの場所により大きく変わってきます。

内輪差という言葉を聞いたことがありますか?

車両が右左折時、フロントタイヤの軌道よりもリアタイヤの軌道が内側に入ることでできる差のことで、大型車両が右左折時、大回り気味になるのはこの為です。

内輪差は、ホイルベース(前輪と後輪の距離)が長ければ長いほど大きくなるため

運転の際にはリフトアクスルによりどのタイヤが接地されているかを考えなくてはいけません。

気をつけること

メリットの多いリフトアクスル機能ですが、不正にタイヤを上げて走ると違反の対象となります。

荷を積んでいる状態で強制的にタイヤを浮かせ、高速料金を不正に安くしようとするのは道路交通法違反です。

荷を積んでいる状態でリフトアクスルを使用すると、タイヤやシャーシに大きな負担がかかり寿命を縮める原因になるため、積み荷がない状態でのみ使用する必要があります。

まとめ

高速道路をタイヤを浮かせて走る大型トラック。

リフトアクスル機能を正しく使うことにより、安全で少しでも安い料金で積み荷を運ぶことができるなど様々な恩恵を受けることができます。

タイヤを浮かせて走るトラックを見かけたら、物流を支えるために努力しているんだなぁと思っていただけると幸いです。

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